【拝啓 住宅リフォームの訪問販売業者A様】
どのツラ下げて、あのおじいちゃんの家へ、・・・よくもまぁ4回も来られたもんです。
1回目は確かに外壁をサイディングに改修していたけれど、耐火性能のカケラも無い商品でしかも脳天釘留めで¥18,000/uは高過ぎますよ。
その工事が終わって一年後に又来たでしょ。「法定点検です」って?! 自動車じゃないんだからね。定期点検というならわかるけれど、でもそのとき貴方は既に別の会社の名刺を出していたじゃないですか。それで「前の会社の仕事で迷惑掛けたんじゃないかと心配で・・・」って、ホントよく言うよ。おじいちゃんは、貴方がこの家のことを気に掛けてくれてたんだと喜んで。結局新しい会社で、その外壁を全部やり替えたじゃないですか。たった1年しか経っていないのに。しかも以前より高額で。
この外壁工事中に、今度は構造補強屋さんが来ましたよ。それでおじいちゃんが「外壁をやり替えてるトコやから、そんなお金無いわ」って断ったら、「じゃぁ点検だけしてあげましょう。それで何も無かったら安心出来るでしょ。勿論点検は無料にしてあげます」って、床下と小屋裏に潜り込んで、「えらいこっちゃ! スグに補強せなぁあきませんわ!」って脅かすのよ。おじいちゃんビックリして、「そんなお金あらへんがな」って言ったら、「今工事している外壁屋の見積見せてもらえますか」って言って、「不必要なものが見積に入っているから、僕が交渉して、この分安くして貰います」とまぁご親切なこと。その結果30万円安くなったとかで、またおじいちゃん喜びましたよ。感謝しましたよ。で、結局構造補強する事になってローン組まされましたよ。あのおじいちゃん、国民年金と退職金の食いつぶしで生活してるのよ。ローンなんて払えるわけ無いじゃないですか。
後でその補強工事を見てみたら、何の事は無い、ぴかぴかの金物があちこちに取り付けてあるけれど、肝心の箇所には補強も何も無いじゃないですか。たったあれだけの工事だったら、職人ふたりで2・3日で終わったでしょうね。それで130万円なんて滅茶苦茶じゃないですか。
このおじいちゃんを担当している、社会福祉協議会のケアマネさんに聞いたのですが、どうやらあの構造補強屋さんと貴方は仲良しらしいですね。
言やぁグルじゃないですか。
ついこの前、貴方は三度(実は4回目)おじいちゃんを訪れたそうですね。また名刺変わってて、今度は換気扇屋さん。床下と小屋裏を換気しなければって、換気扇を全部で15台売りつけましたね。この家の基礎には換気孔が1箇所しか無くて、そこに1台だけ換気扇を取り付けて、あとは床下に6台置いてありました。カタログを見たら『攪拌用』ですって。私、床下を覗いて見ましたが、防湿コンクリートが施工されていてしかも2m程もある高床ですから湿気てはいませんよ。「スイッチ切ったらあきません」と貴方が言い残して帰ってから、おじいちゃんはそれを忠実に守っているそうです。でもね、おじいちゃんは1階で寝ているんですよ。そしてこの部屋の床下には断熱が無いのですよ。だから寒いなんてぇもんじゃありません。
小屋裏も同様で、この家には妻換気孔が1箇所しかないのですが、全部で10坪程度の小屋裏に、床下と同じ攪拌用の換気扇が8台ありました。あの換気扇、1台で30万円というのは、ちょっと取り過ぎですよ。
いくら仕事が無いからといって、老人を食い物にして、挙句の果てに自己破産までさせるなんて、ホント、えぇ加減にせぃ!
【拝啓 住宅リフォームの訪問販売業者B様】
この近所で工事していますから、今だとお安くさせて貰いますと、貴方がこの家を訪れた時、置いていった名刺では『某有名塗料メーカーの特約代理店』と『某農協融資工事特約店』というフレコミ。でも問い合わせたら嘘だという事が判りました。
着手金を半額支払ったのに一向に工事に掛からないから、おかしいなぁって思っていたら、ご近所の工事を担当したという大工さんが来て、「奥さんトコ、半額支払いが残っているなら、それを自分に払って欲しい」と言うんだそうです。あの大工さん、お金貰ってないんですって。お宅の会社へも行ったそうですよ。でも無いんですって。名刺の住所は確かにあるのだけれど、住宅しかなくて看板が見当たらなかったそうです。それでこの家の奥さんがビックリしてお宅の会社に電話したら、「○×工務店です」と答えず個人名を名乗るでしょ。オカシイですね。
でも工事さえしてくれればいいかと思っていたら、着工してスグに、残金を払えって言ったそうじゃないですか。奥さんは勿論文句言いますよね。当然だと思います。そしたら貴方は、奥さんに卑猥な言葉を浴びせ、それでも気丈に支払いを拒んだら、挙句の果てに町内の電柱に「△▽邸の工事代金が改修できないため、当社は倒産しました」ってビラを貼ったんですって?
言葉を失うというのは、こういうことを言うのでしょうね。ホント、えぇ加減にせぃ!